掛け算の仕事と足し算の仕事

こんにちは。宮崎です。

2025年1本目の記事ですね。 サイトリニューアルから始まったCAMLOGを今年もよろしくお願いします。

今回は仕事には「掛け算の仕事と足し算の仕事がある」というお話です。と言っても元ネタがあって統計学者の西内啓さんが仰っていました。

あとこの世の仕事のほとんどが初期段階はどうしても掛け算の仕事なところ、コンピューターサイエンスにおいてアルゴリズムの工夫で計算量をうまいこと線形時間に収めるみたいなノリでいかに足し算の仕事を切り出したり収束させたりするか、というのも全ての大人にとって大事なスキルな気がする。

— 西内啓 Hiromu Nishiuchi (@philomyu) September 16, 2024

掛け算の仕事と足し算の仕事

掛け算の仕事

掛け算の仕事とは、その仕事の内容によって成果が2倍にも10倍にもなるものです。戦略立案やマネジメントなどが代表的です。

良い戦略を描くことは事業の成功確率を飛躍的に高めてくれますし、良いマネジメント体制があれば属するメンバー全員のパフォーマンスが上がります。

注意が必要なのは掛け算の仕事の場合、その内容によっては効果が出ない、それどころかマイナスの結果を招く可能性があるということです。

間違った戦略のまま進めると時間・資金を浪費してしまうし、劣悪なマネジメント下ではメンバーが離れていってしまうのは想像に難くないでしょう。

足し算の仕事

一方、足し算の仕事とは仕事の結果が一つずつ積み上がっていく、逆に言うと一つずつしか積み上げられないものをいいます。

訪問営業により契約を一件一件獲得していったり、メールを1通ずつ返信するような仕事がイメージしやすいと思います。

これらの仕事は一人当たりの成果に限界があるので、成長させ続けるには常に人を増やしていく必要があります。

事業フェーズにおける使い分け

元ポストにもあるように、事業の初期フェーズでは掛け算の仕事の比率は高くなります。

どういった戦略の元で誰にどんなサービスを提供すれば成功できるのか、そういった仕事はすべて掛け算の仕事に該当します。逆に言うとこのタイミングでは足し算の仕事に取り組むには早すぎます。

本来の顧客ではない人に刺さらないサービスを提案しても買ってもらえませんし、それを何人もの営業マンが行うのはリソースの無駄遣いでしかありません。

初期フェーズの掛け算仕事は最小人数で、スモールビジネスにおいては事業オーナー1人が徹底的に検証し掛け算を解く必要があります。

そうした試行錯誤の末に朧気ながら「これ同じことの繰り返しだな、、」「この通りにやれば誰でも結果出せるな」と思える方法が見つかってくるものです。この時が組織づくりに着手するタイミングです。

重要なのは足し算として切り出すこと

ここからはCAMPWILL内の話で恐縮ですが、当社の主要メンバーは基本的に掛け算の仕事のみを担当することにしています。

というのも、少ない人員で事業を運営する必要があるため足し算の仕事として切り出せるものは自身からどんどん切り離していかないと手が回らなくなります。

仮に足し算の仕事を自分で抱え込んでしまった場合、事業は縮小再生産モードに入ってしまい事業が立ち行かなくなるリスクがあります。

縮小再生産:
生産活動が反復される場合に、重ねる回数とともに規模が縮小されて生産されるようになること

事業オーナーは自らの仕事を「掛け算の仕事をする中で足し算の仕事を切り出すこと」と定義し、事業を持続的に成長させていく必要があるのです。

まとめ

市場において高い評価を受けるのは間違いなく掛け算の仕事ができる人です。

また足し算だと思っている仕事も「どこかに掛け算の要素はないか?」と疑うことも重要です。営業資料の訴求内容を変える、顧客対応を効率化するツールを導入するなどは掛け算の成果を生み出します。

「掛け算の仕事と足し算の仕事」という考え方をはじめて聞いた方も多いと思いますが、一度自分の仕事がどちらに該当するのか棚卸しをしてみるものいいかも知れませんね。

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