サバティカル休暇の本当の目的

こんにちは。宮崎です。

突然ですが「サバティカル休暇」をご存知でしょうか? サバティカル休暇は従業員のリフレッシュやスキルアップをするための時間を提供するためのものとして欧米やヨーロッパ諸国で取り入れられている休暇制度です。

サバティカル休暇とは

サバティカル休暇とは、長期的なキャリア形成や自己成長のために与えられる一定期間の休暇制度です。通常、数週間から1年以上にわたる場合もあり、その目的は仕事から一時的に離れることで、新たなスキルを習得したり、自分自身をリフレッシュさせたりすることにあります。この制度は欧米では比較的一般的ですが、日本企業ではまだ事例が限られているのが現状です。

日本企業での事例

日本では一部の大手企業がサバティカル休暇を導入しています。 例えば、リクルートでは在籍3年ごとに1ヶ月の休みが取得できる「STEP休暇」がよく知られています。

サバティカル休暇のメリット・デメリット

メリット

  • リフレッシュ効果: 日常業務から離れることで、新たな視点を得られ、心身をリセットすることができる。

  • スキルアップ: 留学や研修を通じて、専門性やマネジメント能力を向上させるチャンスになる。

  • キャリアの再設計: 自分のキャリアの方向性を見直し、新たな挑戦への準備ができる。

デメリット

  • 業務の負荷分散: 休暇中の業務を誰がどのようにカバーするのか、明確な仕組みが必要。

  • 経済的負担: 特に中小企業では、長期間社員がいないことが利益に影響を与える可能性がある。

  • 制度運用の難しさ: 休暇の公平性を保つための基準設定や、他社員の理解を得る必要がある。

サバティカル休暇の本当の目的

企業にとっては負担が大きいですが、従業員としてはとても嬉しい制度に感じると思います。

ではなぜわざわざ企業はサバティカル休暇を導入しているのでしょうか? 実は本当の目的は別のところにあります。

業務の属人化を防ぎたい

当然ながら休暇取得中は、その人の仕事を誰かが変わりにやる必要があります。休暇を取る人は休みに入るまでに自分の仕事を棚卸しし誰かが変わりに行えるように整理した上で教えてあげる必要が出てきます。

この引き継ぎの際には以下のようなメリットが生まれます。

  • 不要な業務の廃止や削減

  • 業務知識が暗黙知から形式知へ

  • マニュアルが整備される

  • 別の担当者のスキルアップ など

それまで社内で1人しか対応できなかった業務が、誰かに引き継がれることで組織にノウハウとして蓄積され万が一その人が退職したとしても別の人でカバーできるようになります。

一見、サバティカル休暇は従業員にとても優しい制度に見えますが、実際は企業のリスクヘッジとして有用な制度だと考えています。

実際にサバティカル休暇を経験して

先日、私も少し長めのお休みを取り「サバティカル休暇」を経験しました。

私の場合は経営者なので「事業の仕組み化ができているか?」という観点で振り返りを行うと色々と課題が見つかる結果となってしまいました。

つまり、まだ私の属人性で事業が成り立っている部分があるということです。

自分に近い場所で仕組みができていなかった

特に物理的に自分と近い場所での仕組み化ができていなかったと感じており、今後の課題として解消に取り組んでいきたいと思っています。

事務所での仕事、誰かに引き継ぐには細かすぎる仕事など「自分でやればいいや」と思ってしまうため仕組みからこぼれ落ちやすいようです。 それが積もり積もって自分の首を占めることも分かっているのですが、、

まとめ

サバティカル休暇は企業が個人の成長に投資し後押しするための施策です。 特に人手不足の昨今では、企業のそうした姿勢というのは採用力に大きな影響を与えます。

しかし企業としては「業務の属人化の防止」といった目的からも導入を検討してみてもいいかも知れません。

当社はまだ正社員がゼロなので制度はありませんが、今後入社があるタイミングではぜひ積極的に導入したいと考えています!

【採用情報】 https://campwill.me/recruit

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